グループ親会社である前山倉庫株式会社は、1974年11月に設立し2024年現在で50周年を迎えます。
前山倉庫株式会社の歴史を見て、前山自動車整備株式会社のルーツとこれからのミッションをお伝えします!
①創業者の生い立ち

創業者の前山健一(現会長)は、1941年、今の前山倉庫本社を置く茨城県坂東市猫実(旧岩井市)で生まれました。
父も姉も妹も学校の先生をしておりましたが、彼は先生にはならないと断言しました。中学3年生の卒業文集では、「俺は社長になる」と書いたそうです。
高校時代にはバレーボール部で活躍。通学路は自転車で30分以上かかる道のりでした。毎日部活帰りに小遣いで食べ物を買い、体力をつけていました。
②就職から創業に至るまで

高校を卒業した前山健一は動物用薬品会社の営業で全国を回りました。この時の経験で日本全国地図要らずの土地勘が養われました。
知人の紹介で転職した前山健一は、24歳の時その地で結婚し、その後前山諭(現社長)が生まれます。
30歳になった時、ニュー東山ドライブインを開店し、成功。
さらにこのドライブインのお客様から「これからは内陸倉庫が欲しくなる」という話を受け、さっそく生まれた土地に倉庫を建てました。
これが前山倉庫株式会社の起源です。1974年でした。
③創業

初め預かる荷物はなく、倉庫ありきでスタートした倉庫業。
近隣工場を手当たり次第に訪ね歩き、前山倉庫を宣伝しました。
1年半かかって少しずつ荷物が入りはじめ、3年経った頃にはお客様の商品が本格的に入庫してきました。この時、隣県を含めて運送事業の免許を取得し体制を整えていきます。
④前山自動車整備株式会社の発足

倉庫業が軌道に乗り、運送事業を開始。
前山のトラックが走り始めました。
その後間もなく立ち上がったのが、私たち前山自動車整備株式会社です。
これから本格的な物流会社として成長していく前山倉庫と、そのお客様を繋ぐのはドライバーとトラックです。
この繋がりであるドライバーとトラックを守る組織として、私たち前山自動車整備が発足しました。
⑤前山倉庫代表が交代

2003年に現代表の前山諭に交代。
「お客様第一」のモットーを貫き、必要に応じて事業スパンも広がっていきました。
倉庫業では16拠点の他、貨物運送、産業廃棄物収集・運搬、放送加工業、人材派遣、ヘリポート管理・運営など、多岐に渡る事業を展開していきます。今ではグループ従業員500名を超えます。
⑥東日本大震災

東日本大震災でも前山のトラックが活躍する場を設けていただきました。
食べ物や寝具、衣類など、被災地への救援物資を満載して、新車のトラックが福島県を中心に走りました。
この時の活動から、当初物流用に作った「前山下妻ヘリポート」では茨城県の防災ヘリも着陸できるよう整備をしており、自衛隊の災害支援にも協力体制を敷いています。
⑦前山自動車整備のこれから

前山倉庫は創業当初は浸透していなかった内陸倉庫業から始まり、時代を先駆けて様々な取り組みを行っています。
グループのクルマを支えるパートナー企業として、私たち前山自動車整備もその変化に対応していく必要があります。
合言葉は「多様化」です。
トラックの整備を頑張ってくれる方は勿論歓迎ですが、幸い本業である整備が得意な先輩がたくさんいます。
作業はバディ制で基本は先輩と一緒に行うので「ちゃんと整備の仕事を覚えられるかな?」という不安が少ないです。
これからご入社をお考えの方は、面接などでお会いしたときに「整備を頑張ります!」という事の他に「こんな事が役に立つの!?」と思っているあなたの”得意”を教えてください。
それをうちで活かしたら面白いね!という事を、一緒に探していきましょう。